ブックオフ

朝方まで友人とメッセンジャーで話した後の出来事です。

ぼーっとテレビを見ているとブックオフの社長さんが出演していました。
出版社志望の人間(落ちまくりですが)としてブックオフの存在は気になります。

再販制度(本の定価販売制)がある出版業界においてブックオフの存在は異端です。
ブックオフが叩かれる要因として以下のような事があります。

1、中古本が増える事によって新刊本が売れなくなる
2、書店で万引きした本がブックオフにそのまま流れている
3、著作権に対して対価を払っていない

番組で社長さんは1の点に対して以下のように言っています。
「我々は本が買いやすくなる環境を作っている。読書層の底辺を作っているんだ」

この点は素晴らしいと思いますが、2,3に関しては番組で全く触れられていませんでした。最近は報道についてのあり方が最近注目されています。特にテレビは事柄の1部分だけを集中して報道している傾向が強いです。報道のあり方についてもう少しよく考えるべきだと思った一幕でした。

追伸
ブックオフ店員の挨拶はちょっとやかましいと思う。